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写・憲法やってみた

日本国憲法と自民党改定草案を写してみました。違うところも一つずつ見てみました。

第99条(草案:102条):憲法を守るのはだれでしょう

 

さて。最後の条文です。ちょっと緊張しますね。

 

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これが言うところの「憲法擁護尊重義務」というやつだな。

たしかにね、共同体をリードする「国民の代表」が思い上がっても困りますし、その権力は私たちが与えたということを忘れられても困るし……。

 

さて。

草案は「憲法」の最後をどう締めくくるでしょうか。

 

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あらまあ。

これはなんと言ったらよいか………。

 

こんなだそうです。

 

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  「立憲主義」という言葉を錦の御旗のように掲げるのはどうも私は好まないのですが、これはちょっと…………ねえ?

 

Q&A、見てみますか。

【1項の追加について】

憲法の制定権者たる国民も憲法を尊重すべきことは当然であることから、 102 条 1 項を新設し、「全て国民は、この憲法を尊重しなければならない。」と 規定しました。

これについては、「国民は、『遵守義務』でいいのではないか。」という意見もありま したが、憲法も法であり、遵守するのは余りに当然のことであって、憲法に規定を置く 以上、一歩進めて憲法尊重義務を規定したものです。なお、その内容は、「憲法の規定 に敬意を払い、その実現に努力する。」といったことです。 この規定は、飽くまで訓示規定であり、具体的な効果があるわけではありません。

なお、公務員に関しては、同条 2 項で憲法擁護義務を定め、国民の憲法尊重義務とは 区別しています。すなわち、公務員の場合は、国民としての憲法尊重義務に加えて、「憲法擁護義務」、すなわち、「憲法の規定が守られない事態に対して、積極的に対抗する義務」も求めています。

国民は「尊重義務」があって、公務員は「尊重擁護義務」がある。

手持ちのカードをくるっとひっくり返されたような気持ちになります。

 

【2項の変更について】

現行憲法 99 条において、憲法尊重擁護義務の主体として天皇及び摂政が規定されていますが、草案では、政治的権能を有しない天皇及び摂政憲法擁護義務を課すことはできないと考え、規定しませんでした。

 

あれー?
でも第1章はまるまる「天皇」について定めたものじゃないですか。

あれは誰が守るためのものなの?

 

さて。

国民には第12条があります。

国民と憲法について書かれた条文です。

いいですよね。好きです。たぶんいちばん好きだな。

 

この憲法が国民に保障する自由及び権利は、国民の不断の努力によって、これを保持しなければならない。又、国民は、これを濫用してはならないのであって、常に公共の福祉のためにこれを利用する。


憲法は私たち自身のもの。メンテしないとですね。