写・憲法やってみた

日本国憲法と自民党改定草案を写してみました。違うところも一つずつ見てみました。

第96条(草案:100条):改正の手続き

 

「不磨の大典」という称号(というよりあだ名?)で呼ばれたりすることもありますが、改正の手続きがちゃんと憲法に書いてあるのでした。

 

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・衆参両院の総議員の3分の2以上が賛成したら

・国会が国民に対して「こうやって変えたいんですよ」と提案

国民投票に図る

・過半数の賛成があれば改憲

………ということのようですが、現行の憲法には「国民投票の過半数とは何の過半数か」が書いてありません。他にもいろいろと、改憲のルールを決めないことには変えようがない。

ということで、自民党は2007年に「日本国憲法の改正手続に関する法律」(国民投票法)を定めたのだそうです(第一次安部内閣の時でしたね)。

細かいことがたくさん決まりました。

 

さて、草案はどうか。

 

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変わっていますよ、いろいろ。

こんなふう。 

 

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これは、国民投票法を反映したものになっているみたいです。

ふうん。憲法案は「議員」が発議するんですね。内閣じゃないんだ。

で、3分の2以上を過半数にすると。

国民投票についても、「有効投票の」過半数と定めました(「有権者の総数」の過半数とはならないか……)。

 

2項の変更は何かしら。

天皇」が「国民の名」で「この憲法と一体を成すものとして」公布する……という現行憲法の言葉の意味が、ちょっと私のような素人にはわかりにくいのでした。


天皇陛下が、ご存命のうちに譲位をお考えになっているという報道がありましたけれど、憲法の改正が必要なのかしら。

 

ちなみに、ハンガリーは議会の3分の2を占めた与党が2010年に憲法をまるっと変えてしまったようですが、日本ではそれはできないのだと、国民投票法で決まっているみたい。改正するところが複数あったら、一つずつ投票が行われるのだそうです。

総務省による国民投票の「制度のポイント」はこちら