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写・憲法やってみた

日本国憲法と自民党改定草案を写してみました。違うところも一つずつ見てみました。

第95条(草案:第97条):特別な地方の特別な法律

 

地方自治体はどこもまるっきり平等……みたいなお花畑のようなことは、さすがに思っておりませんのです。

一つの地方自治体のための特別な法律の決め方について。

 

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特例がある場合は、その地方の住民の意見を聞かないとダメよ、ということですが、こういう投票が行われたことは、あんまり聞いたことがありません。

Wikipediaによると、今まで19例あるのだそうです。こちら。

とはいえ、ほとんど観光関係。しかも全部半世紀以上前です。

………聞いたことがないわけです。

 

さて、草案はどうなっているでしょう。

 

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びっしり……書き込みましたね。

どうなったかな。

  

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細かくきました。

自治体の「組織」「運営」「権能」について……と制限されましたですね。

で、その自治体の住民にのみ「義務を課し、権利を制限する」特別法。

 

Q&Aではこういう説明があります。

 

97 条の地方自治特別法の規定は、特定の地方自治体に対してのみ適用される法律に ついては、当該地方自治体の住民の投票に付して同意を得なければ制定できないことを定めたものです。現行 95 条を引き継いだ規定ですが、現行の規定では適用要件が不明確であるため、今回の草案で明確化を図っています。

 

「適用要件」を「明確」にしたら、他の自治体では保障される「権利」の制限もできるようになった……というのはちょっと、ブラックジョークのようです。

「義務と権利」。よくよく考えないといけないみたいですね。