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写・憲法やってみた

日本国憲法と自民党改定草案を写してみました。違うところも一つずつ見てみました。

第92条(草案:第93条):地方のことは地方で決める(基本的には)

 

つい最近、ドイツの州の自治体の話を聞きましたが、連邦国家というのは、地方自治の権限がめっちゃ強くてびっくりしました。

さて、我が日本はどうなのでしょう。

 

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ざっくりきましたね。

草案の92条で定めた「地方自治の本旨」という言葉は、ここから出てきたのでした。

なるほど。現行の92条に言葉は出てくるけれども、その定義があいまいだったから決めた、というのが92条でしたか。

 

さて、ではこの条文は草案でどうなっているでしょう。 

 

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長い! 何が加えられたのかしら。

 

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現行のシンプルで自由度の高そうな条文は2項 になりました。

で。

1項目:ちょっとわかりにくいですが、今の制度だと「基礎地方自治体」というのが「市」で、「広域地方自治体」が「県」なのかしら。「県」と「地方」かな。

つまり「地方自治体とは何か」という定義をしようというのですね。で、それを法律で定めるということは、今の制度が変わる可能性がある、という含みのようです。

 

2項目:「基本的」が入りました。

 

3項目:「法律が定める役割分担を踏まえ」と来ましたね。米軍基地とか、原発のことなどが頭に浮かびます。手を焼いているのだろうなあ、今。

 

Q&Aにはこんなふうに書いてありました。

 

93 条は、地方自治体の種類、国及び地方自治体の協力等についての規定です。1 項で 「地方自治体は、基礎地方自治体及びこれを包括する広域地方自治体とすることを基本 とし、その種類は、法律で定める」と規定し、現行憲法で言及されていなかった地方自 治体の種類や、地方自治が二層制を採ることについて言及しました。「基本と」するとは、 基礎地方自治体及び広域地方自治体以外にも、地方自治体には、一部事務組合、広域連合、財産区などがあることから、そのように規定したものです。

3 項では、東日本大震災の教訓に基づき、「国及び地方自治体は、法律の定める役割分担を踏まえ、協力しなければならない。地方自治体は、相互に協力しなければならな い。」と規定し、国と地方自治体間、地方自治体同士の協力について定めました。

 

オウムの事件とか自然災害とか、極端な事例に基づいたものを「憲法」に入れてもいいのかしら。悩むところです。

ドイツは遠いですね。