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写・憲法やってみた

日本国憲法と自民党改定草案を写してみました。違うところも一つずつ見てみました。

第56条:議事を開ける人数・議決できる人数

 

通常国会は1月に始めて150日間、と国会法にあります。

でもその間にサミットがあったり、外相会談があったり、海外視察があったり、地元に帰ったりするみたいだけどなあ……と思っていたら、議会が開催できる最小人数が、憲法で定められていたのでした。

そうか。国会って全員が出席しなければ開けないものではないのですね。

 

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3分の1以上の出席があれば議事が開けるということは、3分の2近くの議員が休んでもいいのか……ちょっと少ないような気がしますけれども。

2項目にもちょっとびっくり。「出席議員の過半数」で議決されたことになるのですね。

と、すると。

極端な話をすればですね、衆議院は定員が475名ですから、159名出席すれば議事が成立、その際、過半数は80人。

まさかこんなキワキワで法律が決まることはないと思いますが、素人としてはだいぶ首を傾げてしまう56条です。

 

自民党の草案はどうなっているのでしょう。

 

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1項と2項が入れ替わっていますね。

変更点はそれだけではないようです。

 

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あれ?

議事を開ける最小人数の規定がなくなっています。

なぜでしょう。


現行憲法 56 条 1 項は、両議院の本会議の定足数についての規定で、「両議院は、各々 その総議員の 3 分の 1 以上の出席がなければ、議事を開き議決することができない」と されています。今回の草案では、この定足数を議決だけの要件とするため、56 条 2 項で、 「両議院の議決は、各々その総議員の3分の1以上の出席がなければすることができない」 と規定しました。(Q&A Q27)

 

んー。「なぜそうしたか」がわかりません。

議員は議決の時だけ出席すれば良いということでしょうか? 

そんなのでいいのかな。

謎めいた草案の変更です。


ちょっと驚いてうっかりしましたが、現行の2項目、草案の1項目にある「特別の定」についてはこちらをご参照のほど。