写・憲法やってみた

日本国憲法と自民党改定草案を写してみました。違うところも一つずつ見てみました。

第54条:衆院の解散は力任せ?

 

衆議院の解散」

なんとなく馴染んでいる言葉です。

 

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細かく決まっていますね。

政治に空白をつくってはいけない、ということなのだと想像します。

それにしても、衆議院の優越は揺るぎのない感じです。

 

さて。

今まで、「衆議院の解散権は、内閣総理大臣のもの」となんとなく思っていたのですが、なんと現行法にはそれを規定した法律がないみたいです。

内閣の信任が議会で取りざたされたときの解散は69条で決まっているのですが、それ以外は第7条3号が根拠になっているのだそうです。つまり、

 

「内閣が助言と承認」をして「天皇が解散」する。

 

そういえば、〈草案〉ではこれを解決すべく、新しく1項を立てていましたですね。6条4項としてこんな条文を新設しました。

 

かつて参院である法案が可決されなかったといって衆院を解散した総理大臣がいましたが、まじクレイジーなウルトラ技だったのね。

なにを「天皇に助言」したのでしょう、彼は。

 

 さて、草案です。

 

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変わったのはここ。

 

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あ、草案の6条4項だけでなく、ここにも「解散」は「内閣総理大臣」と書いてある。

これまでの「解散」があまりにも不文律だったのですね。

一人の人間の胸ひとつで国民の代表の会議がチャラになってしまうのかあ。

いいことなのかそうでないのか判断がつきませんが、あまり好きじゃないな。