写・憲法やってみた

日本国憲法と自民党改定草案を写してみました。違うところも一つずつ見てみました。

第50条:議員が逮捕されない時、される時

 

国会議員と言うのは、大変な特権を持っているのですね。

 

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 国会の会期中は、違法行為をしても逮捕されないし、会期前に逮捕されていても、議院からの要求があれば、会期中は釈放しなければならない、と。

これは「ずるいな、国会議員」という話ではなくて、それだけ「国民の信任を受けた代表」という立場は重いということだと思います。心してほしいわ。

 

世界大百科事典によると、

「政府が検察権力を持って、野党議員を拘束し、議員の活動に圧力を及ぼさぬようにとの配慮からのもので、議院本位の制度というべきである」(「国会議員」の項)

 

なんと……。「国民の信任」なんていう甘っちょろい話ではなかったのか。

国会は戦いの場なのでした。


ただし例外がついています。「法律の定める場合を除いては」。

これは国会法の33条を指すとのこと。

 

各議院の議員は、院外における現行犯罪の場合を除いては、会期中その院の許諾がなければ逮捕されない。

 

やっぱり現行犯はダメなんだ。 

 

 

草案はどうなっているでしょう。

 

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変更なしかな。

 

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ほぼ、ない感じですね。

「議院の要求」については、国会法の34条〜34条の3に定められています。


ちなみに。

2005年に一人、お酒に酔った議員が強制わいせつの現行犯で逮捕されました。

お酒は怖いですね。肝に銘じないと。