写・憲法やってみた

日本国憲法と自民党改定草案を写してみました。違うところも一つずつ見てみました。

第11条:基本的人権は“妨げられない”のがいい

 

基本的人権ということをまじめに考えたことはそれほどないのですが、100年前の日本にはそんな考え方は一般的ではなかったんだと思うと、やっぱりいい時代だと思います。
今、空気のように私たちは「基本的人権」に包まれている。その根拠法がこの11条なんですね。

 

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「妨げられない」「侵すことのできない永久の権利」
強い言葉です。

 

草案はどうでしょう。

 

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あれ? 短くなっている。何を削ったのかな。

 

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「妨げられない」が削除されてますね。

あと、「現在及び将来の国民に与えられる」も削除したんだ。

 なぜかな。

 

草案Q&AのQ14では、こんな回答が載っていました

権利は、共同体の歴史、伝統、文化の中で徐々に生成されてきたものです。したがって、人権規定も、我が国の歴史、文化、伝統を踏まえたものであることも必要だと考えます。現行憲法の規定の中には、西欧の天賦人権説に基づいて規定されていると思われるものが散見されることから、こうした規定は改める必要があると考えました。

例えば、憲法 11 条の「基本的人権は、……現在及び将来の国民に与へられる」という 規定は、「基本的人権は侵すことのできない永久の権利である」と改めました。

 

でも、明らかに「人権」は、日本発祥じゃないんじゃないかしら。

漢字も本も日本発祥じゃないし、お米もパンもパスタも日本発祥じゃない。他国のいいものを取り込んで自分のものにするのは、十分「島国日本の文化」だと思うのだけれど、ちょっと視野が狭くはないでしょうかしら。どうかな。
宗教っぽくない「人権」を確立できたら、国境を越えて発信していけるかもしれませんのにね。

私は現行の11条が好きです。